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人を癒すということ

私は人を癒す仕事につきたいと思っています。
昨日、あるヒーラーの方にお会いしてきました。
私は定期的にこの方とあって話をしています。
また渡辺先生とも、先日お会いしたばかりなので、
人を助ける(癒す)ということについて、少し書きますね。

私自身が、研究者というがちがちの学問の世界から
ヒーリングという一種怪しげな?(私はそう思ってました)世界に
足を踏み入れたのは、ある出会いがきっかけですが、
それを機会に私の人生は大きくほぼ270度ぐらい?変化してます。
360°にすると、戻ってくるので、270°にしてみました(聞いてないって?)
最近、私のところには今までとは考えられないぐらい、
私に話を聞いてもらいたい、という人が現れてくるようになりました。
おそらく私自身の精神的な開きと安定がある程度進んできたので
多分人がくるようになっているんだと思います(と、先日言われましたし)

私自身経験がありますが、精神的に調子が落ちたり
病気になっていたりすると、どうしても助けてくれる人、共感してくれる人に
全面的に意識が向いてしまう場合があると思います。
なにか、宗教的なものにはまる、というのはここに原因があるかもしれません。

これはヒーラーに限らず(私は病院で働いてもいるので)
人を助けたり、癒したりする人が陥りがちなのが、
「対象の人をコントロールする」ということです。

・私が治してあげる
・私が癒してあげる
・私が助けてあげる
・私が教えてあげる

この「私が」が、厄介なわけです。
私が、というのはエゴに基づいていて、この場合、コントロールをしようという働きが
強く働きます。

私は、人を癒すことに一番大切なのは、ヒーラーの力でもなんでもなく、
その人自身が、内的な自分の力に気がついて、自分を癒すことだと考えています。
(これはもちろん、臨床心理学の分野でも、カウンセラーの基本的な姿勢だと
言われていますが)
私は病んでいる人や苦しい人に対して、光の道を示してあげることはできますが、
光の道はその人自身しか歩めません。
光があること、あなたの存在は愛であること、ありのままのあなたでいいことを
気がつかせる、伝える手伝いしかできないと思っています。
心が安らかになる手助けをすること、それしかありません。

よくお会いするヒーラーの方も、渡辺先生もおそらく「能力」という点では
すばらしいものを持ってらっしゃいます。
すごいなあ、って素直に関心してしまいますもん。
ただ、一番人としても、ヒーラーとしてもすばらしいのは、
決して強制せず、「私」を主張しないこと。
あるべきは、対象である、「あなた」の心の声にじっと耳を傾ける。
その姿勢にいつも、胸をうたれます。

人の心の隣にありたい、いつもそう思っています。
人の心の隣にあって、光を、愛を共に感じられるために
私は修行して、私が見える部分で、わかる部分での
「能力」を生かせればいいなと思っています。
けれど、必要なのは「能力」なんかじゃない。

必要なのは、誰に対しても、「すべての人の本質は、愛」で
必ずその人自身が自分の力で光を愛を見つけられるんだ、って信じること。
そんなヒーラーになれたらいいな。
by harmony0526 | 2004-08-04 13:09 | ルーツって?

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‘声’をめぐるつれづれなるままのエッセイ(写真は私の愛する伊是名島からの風景)
by harmony0526
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