この題をみて、ピン!!ときたあなた。
唯川恵さんのファンですね。
唯川さんの作品は、実は直木賞をとった
「肩越しの恋人」しか読んでません。
でも、上記のフレーズが印象に残ってて、時々でてくるんですよ。
なんとなく、涙をふいて立ち上がる女の人がイメージで出てくるの。
だから少し元気になります。
今日は好きな作家について。
たくさんいるんですけど、最近はちょっと活字ばなれしてるかな。
私、精神状態が鬱ぽいときとか、異常に忙しいときに
よく本を読んでるんですよね。だから去年とか、死にそうになりながら
本ばかり読んでました。多分、人と会うのが億劫で、人ごみもきつい中、
現実逃避できるからかな、本って。
よしもとばなな
中学の頃、キッチンに出会ってから、今までずっと読んでます。
多分読んでない作品はないですね。
よしもとさん自身は、すごいさっぱりした潔い人だなあというのが
サイト(http://www.yoshimotobanana.com/jp/index.html)を
よく見ている私の印象ですが、いつも厳しくも前向きに歩く主人公に
癒されてます。
高村薫
去年偶然に「マークスの山」を読む機会があって、はまってしまいました。
はまると凝り性な私。全部集めて一気に読破。
とにかくストーリーが本当に凝っていて、読むものをぐいぐいと引き込む
圧倒的な筆力が大好きです。高村さんは女性ですが、作品だけ読むと
男性性をつよく感じますね。
私は合田刑事がでてくるシリーズが好きなんですけど、
もうこのシリーズは書く予定はどうやらないらしいです。
宮部みゆき
この人の作品のなかでは、一番「火車」が好きです。
大体読んでますが、SF、サスペンス、時代もの、オールジャンルOKのような
すばらしい才能をもった作家さんですね。
ただ、火車を読んだとき、しばらくカードを使うのが怖くなりました。
田口ランディ
ランディさんは、メールマガジンをずっと読んでいて、
それに付随する形で作品を読んでました。
「もう消費すら快楽ではない彼女へ」とか「アンテナ」
「ハーモニー」等、ランディさんの視点が好きです。
すさまじいまでの好奇心、そして色んなものに対して体当たりながら
自分で感じて進もうとするランディさんの生き方に胸を打たれるときが
多かった。調子悪いときも、良いときもよく読んでました。
個人的には一度お会いしてます。ちょっとだけ会話しました。
そして、ヴォイスヒーリングの渡辺先生のお友達。
なんか数珠つながりですね~。
山田詠美
高校生のときにはまって以来、こちらも全部よんでます。
詠美おねーさん、と心の中では呼ばせてもらってます。
独自の世界だけれど、すごくある意味この人の持っている感性こそ
常識なのかもしれない、と気がつかせてもらえることがたくさんあります。
いかに常識という名で、私たちが色んなことを記号化しているかわかる。
こんなに色っぽかったら、きっといちころだわ~と思われる作品が
大好きです。
ああ、たくさんありすぎて、これ以上書くと稽古に遅れるから
また機会があったら書きます~。
作家シリーズでやってみよう(本当か?)
でもおんなばっかりだな、見てみると。
男性作家も読んでますよ。これは次回にね。