all world harmony


カテゴリ:研究と臨床( 27 )



苦しかったけど

私の身分は現在も大学院生です。
もういい加減年なんですけどね(苦笑)、学生してます。
去年まで東京で研究してました。
今は派遣で地元の大学の大学院にいます。
所属はまだ東京の学校にあります。

今いる研究室(東京の方)は、医学系ですが
私は元々文系の心理学出身です。
脳に関心があったので分野を変えて移ってきました。
しかし、私が想像していた以上にハードな研究で
私は心身のバランスを壊してしまいました。
ミスを犯してしまい、研究ができない状態になってしまい、
一旦休学をして、4月から復学という形で学生生活に戻りました。
学生といっても大学院生はほとんど仕事ですので、
大学生とは全く忙しさが違います。
むしろ、無給でここまで働いて、って多くの大学院生は思っていると思いますが(笑)

東京で生活している頃、私には相談できる相手がいませんでした。
近くに、という意味で。付き合っていた彼もいましたが、彼もハードな仕事を
していたため、中々心のうちはいえなかったんですよ。
とうとう7階の自分の研究室の窓から、飛び降りたいという衝動が出てきたとき
もうこれはやばい、と思って病院に通うことにしました。
心療内科ですね。でも、この病院に通うのも一苦労。
毎日忙しすぎて病院に行っている暇がなかったんです。
唯一いけるのが、講義があるのをさぼって、講義にでているふりして
通ってました。

やれてたことがやれなくなったとき、本当に人間はまいるんだな、って実感しました
私には研究しかないと思って生きてましたからね。
研究ができなくなる、できないということは恐怖以外のなにものでもなかったです
体を壊していることが発覚して、休みを取らされて、
実家に戻ってきたとき、私は母に言ったそうです
「一週間も休んだら、戻った時、仕事がなくなっている。もう帰らないと」って。
実際、戻ったら仕事なくなってましたけれど(苦笑)

どうしても研究者になりたくて、ずっと歯くいしばってがんばってきました。
学生って立場はある一定期間はいいですが、それを超えると結構きついし
それに年齢があがると一般企業ではとってもらえないですから。
だからここまできて引き下がれないと。
「もうこれしか道がないのに、どうしよう」って、その当時、
母によく言っていたそうです。私は覚えてないですけれど。
しかし私の心身は本当にぼろぼろになってました。
あのまま続けていたら、おそらく子供はうめない身体になっていたと思います。

私はその後、あれほどまでにしがみついていたものを、
研究者になるという道を手放しました。
今でも研究は好きですし、これまでつみあげてきたものは
無駄ではなかったと思います。
東京での研究生活は苦しかったし、一時期は本当に人も自分の能力のなさも
恨みました。

私は今28歳のハローワーク中です。
進む道は決まっているけれど、それだってどうなるか、食べていけるのか
不安はあります。
でも自分の心に嘘つかずに歩いていこうと決めているから、
食べていけなかったら、コンビニの店員でもなんでもして、道を究めていくつもりです
一番苦しいのは、自分の心に嘘をつくこと。
しんどくなったら、自分の命が悲鳴を上げてたら、休みましょう。
休むのが怖かったあたしでも、休んでよかったと思えてますから。
休んでみた風景は、私が心の奥底で望んでいた風景でした。
苦しかったけど、今も苦しいけれど、大丈夫。
きっとこれも私に必要なことなんだ。
[PR]
by harmony0526 | 2004-07-24 20:51 | 研究と臨床


説明が難しい

病院で患者さんを見る日は、とにかく朝が早いです
朝7時半からカンファレンスといって、患者さんの症例報告があるので
朝7時前には出勤です。とほほ。
色んな患者さんがいます。気持ちを落ち着けて
患者さんには接することを心がけてます。
病院にいく時は、必ず行く前にお祈りをして、
静かな時間を持ってから行くようにします。

今日は検査がなかったので、9時に病棟回診が終わった後
今お世話になっているボスと喫茶店でお話。

「今後、お前どうするの?研究はどうする?」
「はい、来年には大学やめます」
「理由は?」
「臨床心理士の免許をとって、音楽療法としての
ヴォイスヒーリングを取り入れながら、カウンセラーとしてやっていきたいからです」
「臨床心理士は、今後どうなるかわからないよ。それで食べていくつもり?」
「はい、一応。もう研究者としての道は考えていません。博士号もいりません。
臨床がやりたいんです。」
「うーん、動機として少し弱いなあ。本当に研究止めるのか?」

実際には、ヒーラーとしてやっていくつもりで、
色々感じる部分があって、それで・・・もうそれ以外の
道は考えてません、とはいえませんでした。
臨床心理士の資格をとりたいのは、全くそんな資格がないより、
実際に資格をもっていた方が、病院で仕事ができますし、
個人で開業するにも資格が役に立ちますから。
個人的には西洋から入ってきた臨床心理学のカウンセリングの手法に加えて
東洋医学的な部分からのカウンセリングを融合させたいんです。
退院した後の、患者さんの心理的なケアや、ご家族のケアもしたいし。

基礎系の研究者を目指していたものが、いきなりカウンセラーとか
ヒーリングって言い出したら、そりゃびっくりもするし
理解も難しいです。
ヒーリング?なんじゃ、そりゃって感じですよね。
私だって、多分去年までならそう思ったはず。怪しいですもん。
科学的な裏づけは?って必ず思いますから。
ヒーラーとしてやっていくという、ある意味個人的な感覚に
基づいている場合の説明は、難しいです。
大学の先生に説明するのに、どこまで話していいのやら、と
思って、一番強い動機の部分は省いたら、理解されませんでした。
東洋医学的な視点にしても、まだアカデミックな研究の世界では
未知数ですから、え?って言う感覚だとおもいます。

論理だてて、正直に話せば理解されるかもしれないんですけど、
まだ来年3月末までは大学で仕事しないといけないんで
支障をきたすといけないから、話しませんでした。
説明が難しいです。医学の世界では、見えない世界はタブーですから。
しかし、今後のこと、ちゃんとやっぱりけりつけないとな。
まあ、やめるって言えばとめられないだろうし、契約は契約だから
3月末までは持つんだろうけれど。
それまで研究せずにいられるのかどうかは、とっても微妙です。
はああ・・・、どうしようかな・・・。もっと早くやめるべきかな・・・・。
[PR]
by harmony0526 | 2004-07-23 09:51 | 研究と臨床


たまには

自律神経失調症やうつ病、統合失調症の違いや
考えを書こうと思ったんですけど、挫折(おい)
もっと元気があるときに書きます。
ちゃんと頭働かせて書かないと、書けないし(笑)

で、ぜんぜん関係ないんですが。

私は元々心理学の専攻です(今は違うけれど)
なので、大学時代の友人の半分以上は、カウンセラーと呼ばれる
職業についてます。
これは、友達が話していたお話です。

同じ職場の人や職業をもつ女の人たちとコンパに行くと、
相手が好みじゃないと、カウンセラーモードにはいってしまうらしいんですね。
相手の話に合わせて、聞いてしまうらしい。
職業モードにはいるってことは、オフィシャルな仕事の部分を出すから
自分のプライベートをさらさず、相手は気分よく帰るらしい。
でも、その先の進展はないのよねー、とのこと。

なんとなくわかるのは、話を聞く職業をもっていると
そのスタイルをプライベートにまで持込がちなところ。
ここはカウンセラーとして話を聞くべきなのか、
友達なのか、とか迷ったりすることもあるし。

それは時々において判断する部分はあるけれど。
心理学専攻で互いのバックグラウンドが共通する部分で
わかりやすいところはいくらでもあるけれど、
人とかかわる以上、プライベートとオフィシャルは本当に意識してないと
きつい部分はあるみたいですね。

でも、恋愛においてそんなことしたくないな。
まー、話聞く限りでは、恋愛において心理学の学説なんて
通用しない部分が多いけれど(私を含めてね)
[PR]
by harmony0526 | 2004-07-05 23:16 | 研究と臨床


先生

「出会う人すべてが先生であり、生徒である。」

最近、この言葉を見つけて、本当にそうだなーと感じたりします。
一応、教えたり、教わったりすることが日常生活の中で
多いので。でも教えたりするという行為が、いかに
教えてもらっているか、を実感することが多いですね。

ちょっと話は変わりますが。
私が福岡の学校に通っていた頃、私の担当教官の先生は
本当にすばらしい先生でした。
心から、尊敬していますし、なにより人間としてこんな人間に
なりたい、と卒業してから2年たちますが、今でも思ってます。

何がすばらしかったかというと、
「人の話を聞く姿勢」です。
生徒であっても、真剣に話を聞いてくれますし、意見を
尊重してくれます。そして、真剣にアドバイスをくれます。
また先生自身も研究に対して真摯な姿勢で取り組んで
いらっしゃいましたし、自分の研究であっても
生徒に意見を求めて、コメントを求めます。
そして、どの生徒にたいしても、きちんと対応してくれる
絶対にえこひいきや、あいまいな態度で接したりはしません。
自分に厳しい姿勢も、本当に学ばせてもらいました。

普通は中々できないことです。
自分よりも経験が浅かったりするものに対して、
心から真摯な気持ちで話を聞いたりできますか?
大人が子供に意見を求めたり、部下に意見を求めたり
って実際には思ったより難しい気がします。
意識してないと、できないことですよね。

あと一番すばらしいと感じたのは、決して
自分の考えだけで、生徒をコントロールしようとしないこと。
これが全くなかった。
私は、これからヒーラーとしてやっていく中で、これが
一番重要だと思っています。
自分の立場がどうしても上にあると、コントロールしようと
無意識であっても、しがちになるからです。

年齢を重ねても、衰えない探究心と真摯な生き方を
本当に尊敬してます。
何もスピリチュアルなことを意識していなくても、
この先生の生き方はスピリチュアルな生き方そのものです。
また、他の研究室の先生方も本当にすばらしくて、
私の福岡生活は今現在、自分の中でとても財産になっています。

研究という道からはおりますが、色々な事、本当に
教えてもらいました。
研究する上で、大切な事は、
「自分だけの考えに固執せず、いろんな人の意見を聞いて
さらに発展性を持たせること」と、教えていただきました。

これは生きていく上で、必要なことですよね。
自分の考えや思いだけに固執せず、柔軟に。
でも、自分で自分の事をよく知る、ということが前提にはありますが。
そしたら、人の意見だけに左右されることはないからです。

「すべての人は先生であり、生徒である」
出会えているすべての人たちに感謝します。
[PR]
by harmony0526 | 2004-06-27 23:55 | 研究と臨床


前頭葉機能障害

たまには研究のお話を

脳は、大まかに4つの領域に分かれます
前頭葉(脳の前部領域)、頭頂葉(頭のてっぺん部分)
後頭葉(脳の後部領域)、側頭葉(脳の側部領域)と呼ばれています

それで、今回は前頭葉のお話
人間が他の霊長類と大きくちがうのは、この前頭葉が
発達しているから、とも言われたりします。

具体的にどんなことを司っているかというと
より高次な脳機能、例えばあることを構成したり
企画したり、動機づけだったり、規範や社会的な見識
自己認識といった複雑な認知機能を司っている領域です。

例えば、料理をするって言う行為は何気なく
できるように思われますが、あれってすごい難しいことを
組み合わせているんですよ。

まず、何を作るか決めて、手順を考えますよね。
これをきりながら、お湯を沸かして、どんなタイミングで材料を
入れて・・・というのは、計画、タイミング、実行というような
難しいことを連続的にしないと料理はできあがらないわけです
より高次な認知機能が働いているわけですな。

家事ができなくなってきた、といって病院を受診する患者さんの
多くは、前頭葉機能障害を疑ったりするわけです。

まー、私の場合はたんなるものぐさで、料理もあんまりできませんが
もしかしたら前頭葉機能障害かもしれません(苦笑)
[PR]
by harmony0526 | 2004-06-25 14:54 | 研究と臨床


なんだろうなあ。

私は高学歴です、世間一般で言われるところの。

大学(学部)→大学院(修士課程)→大学院(博士課程)

で博士号を取得すると、まあ一般的には研究者として
ようやくスタートラインに立てるわけです。
最近では少子化や国立大学の独立行政法人化等
その研究者の就職口も減ってきています。
研究分野にもよるでしょうが、女性には結構きびしー世界でも
あります(でもこれは社会一般でしょうか)

基本的に研究者の評価は、「実力(論文数や学会発表等)」に
依存するわけですが、女性が男性と同じ業績(ないし少し
多いぐらい)だと中々就職できない話を先輩から聞いたりします。
あとは、所属先の教授の力や、やっぱり有名大学(東大、京大等)
もあるのかな(最近は少ないと思うけれど)
それで20代後半まで、研究者になるためには立場は
「学生」なわけです。

そいで卵の私は、今現在最終過程に所属しているわけですが
なんだか、世間一般の方々の受け取り方にはときどきびっくりします。

なんていうんですかねー、学歴が高いのがわかると
お高くとまっているというとられ方が多かったり、
その逆もあります。
学歴高い割に、普通ですね、とか。
以前、奨学金だけでは食えないのでバイトの面接に
行ったら、こんな高学歴な人は雇えません、といわれたり。

その後複数の友人に聞いたら、飲食店でバイトするときは
経歴を詐称しないとだめ、といわれてびっくりしました。
まー、使いづらいんだろうな。

もちろん、普通に社会にでて働いている友人の方が多いです。
はっきりいって尊敬してます。
自分で税金はらって、国民年金払って。
自立しているし。私なんか国から借金して暮らしてるのに。
全然馬鹿になんかしてないし、ただ、私は私のしたいことが
研究だった、ていうだけなんだけどなー、って
時々上記のようなコメントや出来事にあうとびっくりしてしまいます。
もう慣れましたけどね。

それで、下手に隠すとまたお高くとまっているって言われるんだよな。
なんでだー!これは私のパーソナリティの問題か?実は。

母にこの愚痴こぼしたら
「言わせたい人には言わせておけば」といわれました。
そのとおりです、はい(笑)

あと、もうひとつ
「勉強ばかりしていると嫁にいけないぞー」っていわれるんですけど、
時々。
よけいなお世話じゃ。むきーっ。
[PR]
by harmony0526 | 2004-06-16 16:53 | 研究と臨床


私は卵です。

私は研究者の卵で、実際には病院で患者さんとも
接してます。
大脳生理学と心理学の間って感じで、研究しています

脳ってやつは、身体の一部でありながら、
身体の働きを司っているといっても過言ではない
臓器です。

脳の中には、地図のように脳のある場所は
言語を司っている場所、右手を動かすのにはこの場所って
感じで脳内地図みたいのがあります。
だから、ある場所が損傷するとその領域が司っていた働きみたいなのが
できなくなるんです。

私は研究者の卵ですから、脳のこの領域の働きはどうなっているのかとか
そういったことに関心があります。
で、そういった事を知るために病院の外来や病棟で実際に
脳損傷の患者さんの検査を取りながら勉強しているわけですが・・・

私が日々見つめているのは、研究者としての視点よりも
人っなんだ?命って事です。

こっからは私の愚痴みたいなもんなんで読まなくても結構です
想像してみてください
「うちの電話番号が押せない」
「家族の声は聞こえているのに、見えているのに
顔がどこにあるのかわからない」

脳を損傷したりするとそんな症例にはたくさん見ます。
今日までできてたことが突然できない、
できないことがわかる。
それを目の当たりにして、話を聞くことしかできない自分に
時々無償に腹が立ちます。

いつもその人の心の隣にあるようにいたいと思うのが
心理学と大脳生理学の基礎研究をしている私のスタンスです。
でもどこまで患者さんの心の声を聞けているのか
聴こえているのかいつも葛藤しています。
[PR]
by harmony0526 | 2004-06-08 17:38 | 研究と臨床

    

‘声’をめぐるつれづれなるままのエッセイ(写真は私の愛する伊是名島からの風景)
by harmony0526
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
marathi ring..
from marathi ringtone
lil wayne ri..
from lil wayne ring..
Fight Song N..
from Fight Song Nav..
Youll Be Und..
from Youll Be Under..
Politik Cold..
from Politik Coldpl..
Forever Your..
from Forever Your G..
伊東美咲 写真・画像・動画
from 伊東美咲 写真・動画 大流出
lipitor online
from lipitor online
bar swinger
from bar swinger
threesome sw..
from threesome swin..
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧